お雛様を処分したいのですが…
お雛様が押入れにずっと眠ったまま・・・
こういうご家庭も多いですよ。
かくいう私もその中に入っています。
娘が生まれた時に買ってもらった雛人形は7段飾りの大きなものです。
この雛人形を処分したいのですが、どうすればいいのでしょうか?
処分の方法が知りたいんです。
お雛様を処分したいのですが…
結婚した当時、狭い住宅なので小さな雛人形にしてくださいと、お姑さんにお願いしたのに完全に無視されました。
2月末に、お姑さん好みの豪華な雛人形一式が我が家にやってきました。(気弱な嫁でしたから)
本来、嫁の実家から贈るという雛人形ですが、けっこうお金持ちだったお姑さんが張り切って買ってくださったのです。
狭い住宅に無理矢理に飾っていた雛人形は7段飾りの大きなものです。
無理やりに飾ると、タンスが開けられなくなって不自由しました。
ありがたいのですが、本心を言えば、簡単に飾れる小さめのガラスケースに入った雛人形にして欲しかったです~
7段の棚を作るのも一苦労。
赤ちゃんだった娘が昼寝をしているときに、一人で思い鉄骨を組み立てていました。
折り目のついた赤い毛氈(もうせん)にアイロンをかけて・・・
たいへんだったよ~
実は、この組み立ても数年でギブアップ。
下の子が生まれたときには育児に忙しく、もう7段飾りの鉄骨を組み立てる気力がありませんでした。
娘が幼稚園時代に飾ったのを最後に、押入れに眠ったままの雛人形。
お雛様とお内裏様だけを飾ったりしながら月日は過ぎ、今は押入れの天袋にしまったままになっています。
カビが生えているんじゃないかな・・・と段ボールを開けるのが怖いです。
お雛様を処分する方法を教えて
お雛様には、子供の身代わりとなって、厄災をかわりに受けてくれるという意味があるそうです。
娘も立派に成人、お雛様のお役目も終わったようです。
私も眠ったままのひな人形の処分を検討しています。
- 昔買った7段飾り、3段飾り、親王飾り、ケース飾りがまだ残っている・・・
- 娘が嫁いだので飾る機会がない・・・
- 自分のお雛様を持っているが、ずっと飾っていない・・・
- 引越しをしたために、飾るには大きすぎる・・・
お雛様の処分って、本当に困ってしまいますね。
お雛様を処分する方法
人形供養をしてもらう
全国の人形供養
初節句のお祝いで頂いたお人形。
役目を終えたものは、感謝の気持ちを込めて丁寧に供養しましょう。
本寿院 人形供養
受付は毎日。
お寺は朝9時~18時まで開門しておりますのでいつお持ち頂いても構いません。
予約不要です。郵送・宅急便などでも受付けています。
円宗院 人形供養
たくさんの思い出が詰まった人形、壊れてしまった“ぬいぐるみ”などを感謝の心を込めて供養していただけます。
人形感謝(供養)代行サービス
不用になった人形類を通年で引取りしてもらい、毎年10月頃に行われる東京大神宮の「人形感謝祭」にてご供養していただけます。
施設に寄付する
老人ホームや児童養護施設、保育園、幼稚園などに聞いてみてください。
雛人形の寄付を受け付けているところもあります。
老人ホームや児童養護施設ではお雛様を購入する予算が取れず、喜んで引き取ってくれる場合があります。
あちらこちらに電話で問い合わせてみてください。
もし、もらっていただけたら嬉しいですね。
粗大ごみに出す
お雛様とお内裏様だけを残し、他は捨てるという方法もあります。
供養祭を待つ場合も、スチール製の台や他の物は粗大ごみに出します。
お雛様とお内裏様だけなら収納場所にも困らないし、季節飾りとしてチェストの上などに、好きなようにアレンジして飾るのもステキですよ。
すべてを処分するのも、もちろんアリですが。
お雛様をリメイクする
分別して一般ごみに出すのもなんだか心苦しい、気にしていたら処分できないし・・・
お雛様とお内裏様を残して、リメイクするという方法もあります。
当時の衣装をそのまま使って、木目込み人形に作り直してもらえます。
コンパクトになるし、可愛いのでおすすめです。
オークションに出す
ヤフオクにはたくさんの中古雛人形が出品されています。
けっこうアンティーク雛人形のファンは多く、年代・状態にもよりますが、意外に高額になることもあります。
もちろん,値がつかないってこともありますけど。
出品のコツは写真をしっかり撮ることです。
人形は顔が命なので、顔のアップは大事です。
お雛様を処分するタイミングはどんなとき?
雛人形は子供が成人したり、結婚をしても、子供自身が持っていたいというなら、ずっと持っていてもかまわないそうです。
しかし、今の住宅事情では、結婚した新居に大きなお雛様を引き取って置くスペースはありません。
やはり、子供が結婚をしたり、成人をしたときがお雛様を処分するタイミングでしょう。
また、お雛様自体が古くて傷んでしまっている場合や、引越しをするときなどがお雛様の処分を考えるタイミングですね。
古い段ボールに入ったお雛様は、どう考えても置く場所がありません。
思い切って処分を検討してみてはどうでしょう。
私も、処分の方向に決心がつきました。
お雛様を処分 まとめ
昔は、豪華7段飾りが流行りましたね。
飾る座敷もない住宅事情では、処分もいたしかたありません。
それまでの感謝の心を込めて「さようなら」しましょう。
今は亡き義母にも改めて感謝です。