赤ちゃんの日焼け止めはいつから使うのがいいのでしょうか?
昔は日に焼けて真っ黒になっている子は元気な子どもと、もてはやされていましたね。
現在はフロンガスにより地球のオゾン層に取り返しがつかないくらいの穴が開き、地球が温暖化しています。
紫外線はできるだけ避けるようにといわれます。
毎年、夏の気温は異常なほど上がります。
昔は、30℃を超えるとニュースになったくらいでしたから。
今は、地域によっては40度を軽く超えてしまいますね。恐ろしいことです。
昨今は紫外線対策が重要だといわれています。
紫外線を浴び過ぎると皮膚がんになったり、お肌の老化も進みますからね。
みんなが紫外線対策をしなければならない時代になりました。
美容を気にするママだけではなく、小さな赤ちゃんにも紫外線対策をしてあげる必要があります。
赤ちゃんの日焼け止めはいつ頃から使うことができるのでしょうか?
お肌が弱い赤ちゃんのために、日焼け止めの使い方を知る必要がありますね。
赤ちゃんの日焼け止めはいつから使う?
赤ちゃんは生後何か月めくらいから日焼け止めを使えばいいのでしょう。
ドラッグストアにも、低刺激で赤ちゃんにも使えるというキャッチフレーズで、たくさんの日焼け止めが並んでいます。
たいていの化粧品は石油系のものが多く、使用感も良くてお値段も安いものが多いです。
しかし、使ってなんともないようでも、何年か経ってから肌の状態が悪くなることもあるようです。
赤ちゃんの日焼け止めは一般には6ヶ月を過ぎてから使うのが推奨されています。
赤ちゃんの肌は敏感なので、肌にやさしい日焼け止めといってもあまり早くから使うのは控えた方が無難でしょう。
赤ちゃんの日焼け止め対策
一番の日焼け止め対策は日焼け止めクリームなどを肌に塗る方法でしょう。
しかし、月齢が6ヶ月未満の赤ちゃんには使わない方が安心なので、日焼け止め以外の紫外線対策で、紫外線から赤ちゃんを守ってあげましょう。
日焼け止め以外の紫外線対策として、ベビーカーに乗せているときはベビーカーの幌で日光を遮ったり、帽子をかぶせてあげます。
UVカットのポンチョを着せたり、UVカットのひざ掛けを掛けたりしましょう。
ママの日傘で影を作ってあげてもいいですね。
夏の日中は、日差しの強い時間帯の外出をなるべく避けましょう。
もっとも紫外線が多い時間帯は10時~15時です。
ベビーカーに乗っている赤ちゃんは、焼けたアスファルトに近い位置にいるので、体感温度はママよりもずっと熱いはずです。
どうしても外出しなければいけないときは、長そでを着せたり、ケープを使って直射日光から守ってあげましょう。
家の中にいても紫外線は窓から入ってきます。
UVカットのレースカーテンはおすすめですよ。
窓ガラスに貼るUVシートもあります。
窓の外に日よけシートやよしずを置くのもおすすめです。
赤ちゃんの日焼け止めの塗り方は?
ドラッグストアでは「新生児から使えます」というふうにパッケージに書いてある日焼け止めが売られています。
しかし、肌が特に弱いほうでなくても、新生児からは使わない方がいいでしょう。
新生児の頃はベッドにいる時間の方が長いので、直射日光や紫外線を浴びることは室内ではそれほどないと考えられます。
窓際にベッドがあるなら、直射日光が当たらない場所に移動させれば大丈夫です。
ベビーカーに乗って外へ出るときには、ベビーカーの幌をかぶせたり、ケープや帽子で紫外線を遮るようにすればいいと思います。
日焼け止めの塗り方
6ヶ月を過ぎたら、外へ出るときなど、日差しがきついなと思ったら日焼け止めを塗ってあげるといいですね。
肌トラブルのない赤ちゃんなら、ベビー用の日焼け止めをお出かけ前に顔と手足に塗っておくと良いでしょう。
合う、合わない(かぶれる)などがありますので、初めて使うときは前もって腕などに少し塗ってみて、1日様子をみて異常がなければ全体に使うようにしてください。
- 顔に塗る時は、額、鼻の頭、頬、顎に少しずつのせて、顔全体に均等に広げていきます。
- 伸ばしたら、再度額や鼻の頭にのせて、2度塗りします。
- 耳、鼻、首にも塗り忘れないようにしてください。
- 腕に塗る時は、手首から肘までクルクルとまわしながら塗っていきます。
- 手の甲や腕の内側も忘れないようにしてください。
- 足も足首からクルクルとまわしながら塗っていきます。
汗をかいたりすると日焼け止めが落ちてしまうので、2時間ごとに汗を拭きとり、塗り直してあげましょう。
日焼け止めの選び方
プールや海にいるなら、赤ちゃん用の日焼け止めを塗ってあげますが、塗らずに済むものなら、赤ちゃんにはあまり余分なものは塗りたくないのが正直な気持ちです。
もし塗る必要があるなら、できるだけ刺激の少ない赤ちゃん用の日焼け止めを選んで使いましょう。
1~2時間程度のお散歩や買い物なら、SPF15くらいで十分です。
半日から1日のお出かけならSPF30くらいがよいそうです。
肌が弱い子なら、日焼け止めを塗る前に保湿剤を塗ってから日焼け止めを塗るといいようです。
保湿剤を使うと、肌が弱い子でもガサガサになりにくいので。
日焼け止めには、スプレータイプやクリームタイプ、泡タイプ、ローションタイプ、オイルタイプ、ジェルタイプ、ウエットティッシュタイプなどがあります。
赤ちゃんの日焼け止めは泡タイプが塗りやすくて人気です。
日焼け止めの落とし方
日焼け止めには、お湯で落とせるタイプや石けんで落とさなければいけないタイプがあります。
顔を石けんで洗ってあげるときは、ガーゼを使うと刺激が強いので石けんの泡で優しく洗ってあげてください。
すすぐときは、ガーゼにお湯を含ませて、やさしく顔を拭いてすすいでください。
すすぐときは、赤ちゃんの目に入らないように気をつけてあげてくださいね。
生後すぐから使えるベビー用の全身ボディソープなら、目に入ってもしみないようになっています。
赤ちゃんが日焼け止めをなめるのですが…
日焼け止めに頼るよりも、日光に当てないことが最良の紫外線予防なのですが、日光に全く当たらないで過ごすのは難しいでしょう。
赤ちゃんは手を顔にやったり、指を舐めてしまうため、日焼け止めの成分を口にしてしまう可能性が高いです。
気になるのでお医者様に聞いてみたら・・・
「赤ちゃんが日焼け止めを塗った手を舐めたり口に入れても、気にしなくてもいいのですが、舐めると必ず取れてしまうので効果はなくなります。」と言われました。
舐めても大丈夫なもので作られているそうですが、手指にはあまり塗りたくないですね。
「子ども用の日焼け止めは、SPF値(日焼け止め指数)があまり高くないもの(10〜20程度)で、PA(UVA遮断効果)+以上のものを選ぶようにしましょう。」とも言われました。
また、紫外線吸収剤が入っていない、反射剤のみのものがよいそうです。
赤ちゃんの日焼け止めはいつから まとめ
生後6ヶ月までは行動範囲が狭いので、日陰にベビーカーを停めたりして紫外線対策もうまくいきますが、どんどん動くようになってくると、帽子だけでは紫外線を防げなくなります。
6ヶ月を過ぎたら赤ちゃん用の日焼け止めを使って、紫外線から赤ちゃんの肌を守ってあげましょう。
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