花粉症の症状が重くなる時間帯とはいつ?
花粉症の症状が重くなる(酷くなる)時間帯は人によって違いますが、朝起きたときに症状が酷くなるという方が多いようです。
これは、「モーニングアタック」と呼ばれています。
名前がついているほどですから、朝方のくしゃみや鼻水に悩まされている方が多いことがうかがえます。
一日中、症状が酷くてつらい日々を過ごしている方も多いのですが、一日の中でも時間帯によって症状が重くなることがあります。
1日の間で夜明け前・正午~15時ごろ・日没後の3回が特に花粉が多い時間帯といわれています。
花粉が飛散する時間帯は当然、症状が重くなります。
この時間帯に外を出歩かないようにすれば、花粉を浴びる機会は減りますよね。
花粉が多い日、花粉が多い時間帯、これらが初めからわかっていれば、花粉の避けようもありますね。
花粉症の症状が重くなる時間帯
特に花粉が多い時間帯はこちら。
- 夜明け前
- 正午~15時ごろ
- 日没後
帰宅後は、家に入る前に花粉を落としましょう。
手ではたいたり、洋服ブラシを使うほか、掃除機で花粉を除去するのもアリです。
花粉を落として家の中に入ったら、すぐに手洗いやうがい、洗顔を行いましょう。
花粉の飛散が多い時間帯
まず、太陽が昇るのと同時に気温が少しずつ高くなり、夜明け前に花粉の飛散量が増えます。
その後も増え続け、正午~15時ごろが飛散のピークになります。
日没後は気温の低下とともに花粉が落下してくるため、花粉の飛散量が増えます。
つまり、ほとんど一日中、花粉が飛散していることになります。
これでは、心と体が休まる時間帯がありません。
花粉の飛散が少ない時間帯
では、花粉の飛散が少ないのはいつでしょうか?
それは深夜から早朝にかけての時間帯です。
寝ている時間帯のみ、花粉が飛散しないということですね。
朝、目覚めると同時に、花粉症の方はくしゃみや鼻水に襲われることが多いのですが、それは(冒頭でも書いてますが)モーニングアタックと呼ばれています。
モーニング アタック 対策
モーニング アタックとは、花粉症などのアレルギー性鼻炎の人が朝の起きがけに、鼻水や発作的なくしゃみなどの鼻炎症状が表れることを指します。
自律神経の切り替えが上手くいかず、体が花粉に過敏に反応して、重い症状が出てしまう現象です。
モーニングアタックの原因についてはいろいろな説がありますが、花粉の侵入の少ない室内においても、花粉症の症状が朝に見られることから、自律神経のバランスの乱れが主な原因と考えられています。
考えられる主な原因
- 自律神経のバランスが乱れるため
- 夜間、床の上に落ちたアレルゲン(花粉)を吸い込むため
- 起床時やふとんをたたむ際に、アレルゲン(花粉)が空中に舞い上がるため
モーニングアタックの症状が出やすいときは、夜に服用するタイプの鼻炎薬を用いることによって、朝の鼻炎症状をしっかりと抑えると効果的です。
花粉症の薬に期待したいのは、1日のどの時間帯であっても、効き目が持続していることです。
薬によって飲む回数は異なりますが、朝の時間帯でも効き目が続いている状態を保てるように、就寝前の服薬を忘れないようにしよう。
薬などで症状を抑えながら、バランスのよい食事をとって免疫力をつけたりするなど、生活面での工夫をしてみましょう。
アレルギー日記の書き方
耳鼻科ではアレルギー日記を書くことを指導されたりします。
毎日症状を書き込んで、実際に飛散した花粉数と比較してみると・・・
花粉の数が増えたり減ったりするのとともに、症状が強くなったり軽くなったりと変動しているのがわかります。
また、花粉が飛散し始める前にもある程度の症状があるので、少し早めに対策を取り始めることができます。
花粉症対策には花粉情報がとても役に立ちます。
薬の服用や、花粉回避をするには花粉情報が不可欠です。
大量に飛散する日にはどのような薬でも症状をコントロールできませんので、できるだけ花粉に触れないようにします。
花粉情報 リアルタイム
なんとなく『\(◎o◎)/!来るかも~!』がわかれば回避できるのに!って思いますよね。
花粉情報をリアルタイムに調べて、花粉を回避しましょう。
自分の住んでいる地域の花粉情報を入手して、外出前には花粉情報をリアルタイムで確認することをおすすめします。
環境省の花粉観測システム(愛称:はなこさん)で地域ごとの花粉情報が見られますよ。
http://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/
現在では花粉症の初期療法を行うことで、薬剤の効果が十分に発揮されて、花粉症の症状が軽症に押さえられるようになってきました。
花粉症の初期療法をいつから、どのように始め、いつ終了するかの判断には、花粉情報は欠かせないものです。
花粉情報には長期予測、短期予報、観測結果の3種類があります。
まずシーズン前の長期予測をもとにその年の治療開始時期、治療法、非常時の対策、治療終了時期などの長期計画を立てます。
また旅行や行事活動などの計画を立てるときは、花粉飛散が多い時期に花粉を大量に浴びないで済むように計画をたてます。
花粉飛散が始まったら、翌週や翌日の花粉飛散予報を毎日必ず確認しましょう。
これを確認して行動の計画を立て、花粉が多い日や多い時間帯に外出の機会を減らすように心がけると良いでしょう。
花粉症の症状が重くなる時間帯 まとめ
花粉が大量に飛散するときにはできるだけ外出しないようにしたり、花粉が飛散する前に薬を服用するなど、対処法を工夫しましょう。
花粉情報をリアルタイムで確認して、花粉を大量に浴びないようにすると症状が楽になります。
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