顔のシワをなくす方法が知りたいですね!
乾燥肌に効く化粧品を使い、しわの原因になる食べ物を避けて、肌にハリを持たせていきましょう。
乾燥がひどいときや化粧水をつけると少しだけしみる場合には、その部分にだけセラミド、NMF(天然保湿因子)成分入りの美容液をなじませてから、化粧水をつけます。
それから、シワの予防につながる、肌に良い食べ物も紹介しますね。
食べ物は肌に直接影響を与えますから、大事ですよ。
顔のシワをなくす方法が知りたい!
まず肌にやさしい生活をしましょう!
たとえば、こちら。
- エアコンは控えめで加湿器を併用する
- 保湿剤や日焼け止めなど、日常のスキンケアを習慣づける
- 睡眠時間は充分にとる
- バランスの良い食事をする
- 化粧品の界面活性剤でバリア機能を破壊しない
しわが深くなっていく人は、たいてい乾燥肌の人です。
しわが気にならないような肌になるためには「保湿」が大事なんですよ。
保湿が美肌へ近づく一番の近道ですから。
これから先の人生で、今から保湿を心がけたスキンケアをしていけば、10年たってもしわの少ない、若々しく見える人になれますよ。
肌は化粧水だけではうるおわない
化粧水の成分はほとんど水なんですね。
化粧水をたっぷり与えても、角層のバリア機能が働くので、水は肌の奥まで入っていきません。
浸透したとしても、角層の2~3層程度ですし、すぐに水分が蒸発してしまい、キープできません。
シートマスクが人気ですが、これで浸透させようとしても、保湿としての役割は果たせていないんですよね。
化粧水は肌をみずみずしく整えてくれますが、その清涼感で快い気分になる程度のものなんです。
化粧水はすぐに蒸発
確かに化粧水をつけると、肌が塗れてしっとりしますね。
しかし、しっとり感はそのときだけで、化粧水の大部分はすぐに乾燥して蒸発してしまいます。
ひんぱんにスプレータイプの化粧水をつけても、蒸発するときに肌の水分も奪ってしまい、
つけた直後は濡れるけど、すぐに蒸発して乾く、という負のスパイラルにおちいります。
乳液でフタをする?
いくら化粧水のあとに油分を塗ってふたをしたつもりでも、セラミドなどの保湿成分が少なければ、やはり肌は乾きます。
実は、水分をキープできるのはセラミドなど保湿成分配合の化粧品だけです。
乳液でフタをして乾燥を防いでいるのではなく、セラミドが水分をキープしてくれているから、乾燥しない肌でいられるんです。
乳液でフタをするなんて、少し古い考え方なんですよね。
30代は皮脂の分泌量が充分にあるので、油分を塗る必要はありません。
しかし!
40代からは、水分だけでなく油分も低下するので、セラミド配合美容液を全体につけた上から、乾燥しやすい目元や口元には乳液やクリームを塗り重ねましょう。
肌が柔らかくなりますから。
乳液を使うなら、セラミドはどの保湿成分が配合されたものが絶対におすすめです。
ニキビ肌にも保湿が必要
オイリー肌や大人ニキビ肌にも保湿は欠かせません。
オイリー肌の人はべたつくのがイヤで、化粧水だけですませてしまうことが多いようですね。
しかし、保湿をしないと水分まで不足してしまいます。
水分不足の肌は、逆にテカリが目立って、角層のバリア機能も低下します。
なので、よけいに大人ニキビができやすくなるんですよね。
洗顔料の保湿成分は意味がない!
洗顔料に配合された保湿成分は、洗い流すので意味がありません。
洗顔料にはしっとりタイプとうたわれているものがあります。
油分が配合されているんですね。
洗顔後に肌がしっとりするので、乾燥肌が気になるときに私もずいぶん使いましたが・・・
すすぎ流したあとに、肌の上に油分が残るのでしっとりを感じる仕組みになっています。
しかし、油分が残ると毛穴が詰まったり、そのあとにつける化粧品の浸透を妨げたりします。
洗顔料はあくまでも汚れをしっかり落としてくれるものを選びましょう。
おすすめは、シンプルな固形石けんです。
しわの原因になる食べ物とは?
乾燥肌の食事って、大事なんですよ。
普段からシワやシミを増やす食べ物を多く摂っている方は要注意です!
シワを増やす食べ物をできるだけ控えて、体の内側から整えていきましょう。
シワを招いてしまう食ベ物
普通に食べている分には問題はないのですが、摂りすぎるとシワをはじめとする肌の衰えの原因になる食べ物があります。
脂質
脂質(油分)を摂りすぎると体内で脂肪分が酸化して、美肌や老化予防に大切な抗酸化物質をムダに消費してしまいます。
それに、太ると顔に余分な脂肪がつき、肌がたるみ、シワを作る原因になりますよね。
取り過ぎるとしわを招く食べ物
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お酒
お酒を飲むと、美肌に大切なコラーゲンやエラスチンなど、弾力成分の代謝を抑制する「コルチゾール」という物質が分泌されやすくなります。
だから、飲みすぎた翌日は肌のツヤがなく、なんとなくくすんで見えるんですね。
お酒も飲み過ぎると肌の弾力を低下させて、シワの原因になることもあるんですよ。
さらに、むくみで肌がたるんだり、いいことないですね。
飲み過ぎ注意です!
極端なダイエット
極端なダイエットをすると、美肌への大きなリスクにつながります。
ダイエットをして痩せても、肌が汚くなってしまったら残念です!
お肌はたんぱく質と脂質からできていますからね。
両方が不足すれば肌状態が低下してしまうのは当たり前なんです。
糖分
砂糖や主食などの糖質を摂りすぎると、肌に含まれるたんぱく質(コラーゲン)が血中の余分な糖と結びつく「糖化」が起こりやすくなります。
糖化は体のコゲとも言われます。
糖化した(焦げた)コラーゲンは「糖化生成物」(AGEs)と呼ばれます。
糖化生成物は代謝されずに蓄積するため、徐々に肌をくすませて硬くします。
そして、弾力や柔らかさが失われた肌はシワができやすくなっていきます。
【しわを増やす食べ物】
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シワを予防できる食べ物
シワの予防につながる、肌に良い食べ物を紹介しますね。
シワを予防できる食べ物を積極的に取り入れて、美肌の維持につとめましょう。
牛すじ
牛すじは肌の弾力やうるおいに大切なコラーゲンを多く含み、効率的に摂ることができる食べ物の代表です。
圧力鍋で柔らかく煮込むとコラーゲンがスープに溶け出すので、スープもいただきましょう。
レバー・ひじきなど鉄分豊富な食品
皮膚でコラーゲンが生成される際には鉄分が必要になります。
鉄分は美肌、貧血予防など女性の健康には欠かせない成分なので、毎日しっかり摂りましょう。
ビタミンCを含む食品
皮膚でのコラーゲン生成には、鉄分とともにビタミンCが欠かせません。
いちごやキウイなどの果物の他、ブロッコリーやパセリなどの野菜類、緑茶にもビタミンCは多く含まれています。
ビタミンCはコラーゲン生成に関わるほか、体内で老化の原因となる活性酸素の反応を抑える作用もあります。
また、ビタミンCはシミやソバカスを予防します。
美容と健康に、ビタミンCは欠かせない栄養素ですね。
鶏皮・手羽先
鶏皮や手羽先も、コラーゲンを豊富に含みます。
ただし、脂質も多く含まれるため、摂り過ぎには気をつけましょうね。
鮭・マグロなどの魚
魚類に多く含まれるオメガ3脂肪酸は、肌のハリに大切なコラーゲンやエラスチンの生成に必要です。
オメガ3脂肪酸は鮭・マグロ・イワシなどに多く含まれているので、魚を効果的に摂ってシワ予防をしましょう。
大豆製品
豆腐や豆乳、納豆などの大豆製品に多く含まれているイソフラボンは、女性ホルモンによく似た働きをして、コラーゲンの生成を促進します。
大豆製品は安くて、おいしくて、簡単に摂れる食べ物で、健康と美肌の両方で女性の味方なんですね。
【しわを減らす食べ物】
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乾燥肌に効く化粧品とは?
乾燥がひどくて肌あれをしている時のお手入れ法を紹介します。
乾燥がひどくて肌あれしているときは、少しの刺激でも敏感に反応してしまいます。
敏感肌用・肌あれ用となっている化粧品でも敏感に反応する場合がありますので気が抜けません。
メイクはしない
乾燥がひどく肌あれをしている時は、メイクはしないようにしましょう。
メイクをしなければならない場合も、できたら、クレンジングをする必要のないミネラルファンデーションなどを使いましょう。
どうしてもクレンジングが必要な場合は、ひどい乾燥や肌荒れの部分を除いて、皮脂の分泌が活発なTゾーン(額、鼻、あご)だけクレンジングしてください。
しかし、毎日のメイク、毎日のクレンジングはNGですよ。
セラミド配合のスキンケアと、ミネラルファンデーションがセットになった「エトヴォス」のトライアルセットを試してみてください。
セラミド配合なので、乾燥肌を気にしないでメイクをすることが可能です。
エトヴォスのミネラルファンデーションはクレンジングが不要で、石けんで落とせます。
洗顔方法
洗顔するときは、Tゾーンから両頬、それから両目の順にやさしく洗います。
肌に泡が乗っている時間をできるだけ短くして、乾燥しやすい部分は泡を最後に乗せてすぐに洗い流します。
肌あれがひどいときは、水の温度に近いぬるま湯での素洗いを3~4日続けるといいですよ。
肌あれが軽いときは、泡をのせる時間は10秒くらい、すすぎの回数8回くらいにするのがポイントです。
こすらないように注意して、熱すぎるお湯も避けてください。
化粧水がしみるとき
しみないで化粧水がつけられる場合は、少しずつ何回かに分けて手でつけます。
化粧水がしみるときはつけないでください。
化粧水がしみて使えないときは、つけてもしみないクリームかスクワラン、ワセリンなどをつけて皮膚を保護してくださいね。
乾燥がひどいときや化粧水をつけると少しだけしみる場合には、その部分にだけセラミド、NMF(天然保湿因子)成分入りの美容液をなじませてから、化粧水をつけるのがおすすめです。
乾燥がひどいときの化粧品
乾燥がひどいときは、クリームは使えるものを選び、適量を朝・晩つけます。
乳液は油分が多くて皮膜性が高く、皮膚の表面を覆ってしまいます。
なので、なるべく使わないようにしましょう。
セラミド配合の化粧品のおすすめは「ヒフミド」です。
ヒフミド 初回トライアルセット
980円 主な保湿成分
これら、3種類ものヒト型セラミドを高配合しているのが特徴です。 |
美容液は、セラミド・NMF(天然保湿因子)成分配合のものを、やさしくおさえるようにしてつけます。
日焼け予防化粧品は、肌あれがひどい時には使わないようにしてください。
もちろん、メイクはしません。
どうしてもメイクをしなくてはならないときは、できれば粉のおしろいのみをつけるようにしてください。
もし、ファンデーションを使いたいなら、ミネラルファンデーションがおすすめです。
まとめ
気になるしわの原因は肌の老化です。
加齢のほかに紫外線も、コラーゲンの減少や変性を速めてしわをつくる原因になります。
20歳を過ぎると、保湿成分であるセラミドを作る肌の力は落ちていきます。
でも、化粧品でセラミドを補うことで肌にうるおいを取り戻すことはできます。
また、セラミドが不足するのは洗顔や寝不足などの要因が大きいので、生活習慣や食事を見直しましょう。
肌にセラミドを増やしていくようなスキンケアを意識していくといいですよ