おたふく風邪の妊婦の対処法とは?
妊娠中におたふく風邪にかかってしまった時、いったいどのように対処したらいいのでしょうか?
妊娠中に、上の子供からおたふく風邪をうつされた妊婦さんは心配ですね。
子供の看病と自身の闘病。
ここは、家族やまわりの人の助けを借りながら、回復を待って乗り越えるしかありません。
万一、妊娠中におたふく風邪にかかってしまったときはすみやかに病院へ行って、薬をもらいましょう。
ただし、産婦人科では他の妊婦さんの感染を考えて、しばらく来院しないでくださいと言われます。
ウイルスをやっつける薬はありませんが、迫りくる喉の痛みや頭痛を和らげる対策を準備しておきましょう。
動けなくなる前に、できるだけ買い物を済ませたりしておくのもおすすめです。
Contents
おたふく風邪の妊婦です、どうしよう…
子供からおたふく風邪をもらってしまったら・・・
妊娠中なら、なお心配ですね。
もし、おたふく風邪のワクチンを接種していたら症状が軽くて済むようです。
でも、ワクチンを接種したのに・・・うつるの?と疑問がわきますね。
ワクチンを接種していても抗体が低い場合は、おたふく風邪に罹(かか)ってしまうことがあります。
でも、症状が軽くて済みますから、ムダではありません。
子供がおたふく風邪になっていて、ママ自身も感染が疑われるなら(喉が痛いとか)、できるだけ早く病院へ行って、薬をもらってください。
おたふく風邪(ムンプスウイルス)に効く薬はありません。
したがって発熱や痛みに対する対症療法を行います。
全身の安静と症状に応じた解熱剤や鎮痛剤の処方です。
妊娠初期(3ヵ月まで)は流産の可能性があるので、ここが一番心配なところです。
高熱による流産にだけは気をつけてください。(祈るばかりですが…)
しかし、妊婦がおたふく風邪になったからといって、胎児に障害が出たという報告はないそうです。
また、出産の時に発症すると、まれに呼吸器に影響が出たり、血小板が減少したりという事もあるそうです。
お産時や産後の隔離も必要になりますので(母子共に)、そういう対応できる病院での出産が望ましいです。
おたふく風邪の腫れはいつまで続く?
子供は2日くらい安静にしていればご飯を食べられるようになるし、元気になります。
しかし、大人の症状はきつくて、最低5日くらいはご飯が食べられません。
耳下腺が腫れるので、唾が出ただけでものすごい痛み・・・
食事もつらく、唾を飲むのもつらいので、のど越しの良いものを摂ります。
おかゆやゼリーなどがおすすめです。
とにかく、食べないと力が出ません。
ちなみに酸味のあるジュース類はつらいです。
とにかく痛みを軽減する事より、痛みを増す食事をしないこと、体力が落ちないようにすることです。
体力が落ちると、回復も遅くなります。
のどの痛みに耐えながら子供の世話をするのは超ハードです。
できれば、まわりの方の協力を望みたいですね。
しかし、日にちが薬といいます。
処方された薬を服用しながら、無理をしないでできるだけ安静にしてください。
まわりの人の助けを借りながら、症状が重い時期を乗り切ってください。
時間がたつのを待ちましょう。
おたふく風邪は患部を冷やすいいらしい
熱が出て、耳の下が腫れ、痛みにより食べ物を口にできなくなったら・・・
耳の下を、冷やすと痛みが和らぐそうです。
痛みは長くても1週間程度で良くなります。
患部を冷やす、冷たい物を飲む、アイスを食べる、がおすすめです。
人にうつらなくなるのはどれくらいから?
おたふく風邪の症状として、耳下腺や顎下腺が腫れてきます。
耳下腺などが腫れている間は唾液にウイルスが検出されるので飛沫感染させる危険があります。
おたふく風邪は発症してから約1週間くらいから、他の人に感染させる力を持つといわれています。
くしゃみなどで唾液が飛んで直接感染したり、あるいは唾液が付いた手に触ったりして接触感染します。
普段から、マスク、うがい、手洗いを励行しましょう。
おたふく風邪の妊婦 まとめ
今から妊娠を希望する女性は風疹だけではなく、おたふく風邪のワクチンも接種しておいた方が安心です。
生ワクチンは種類を問わず、原則として妊婦及び妊娠の可能性が近未来的にある女性には打てません。
大人のおたふく風邪はつらいといいます。
可能なら、妊娠する前に風疹やおたふく風邪のワクチンを接種しておきましょう。
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