介護施設の種類って、わかりにくくないですか?
どれが民間で、どれが介護保険で入れる施設なのでしょうか。
費用が安い施設はいっぱいで入れないって聞くし、そもそも、高齢者施設の費用は年金で賄える(まかなえる)のでしょうか?
とくに、東京は人口が多いので施設を探すのも大変なんですよ。
しかし、どこもいっぱいで何年も入れないというわけではありません。
きらケア老人ホームは首都圏特化型の老人ホーム紹介サービスです。
【東京・神奈川・埼玉・千葉】
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介護施設の種類ってわかりにくい
昔の人は施設に入ることをとても嫌がります。
私の義母も、たまたま近所に建った「特養」を眺めてはため息をついていました。
「私も、いずれあそこに行くのかねぇ・・・」
嫁である私に、老人ホームには行きたくないと、暗に言いたかったのでしょうか。
義母は92歳で天寿を全うしましたが、希望通りに最後まで自宅で過ごしました。
大正末期から昭和初期に生まれた方は、施設を「姥捨て山(うばすてやま)」のように解釈しているのではないかと思われます。
「姥捨て山」とは、小説「楢山節考(ならやまぶしこう)」に出てくる、息子が母親を生きたまま捨てに行くという山のことです。
施設は子供に面倒を見てもらえない人が行くところだと解釈しているのではないでしょうか。
たぶん、義母もそうだったのでしょう。
しかし、90歳を超えた親を看ている子は、60歳後半から70歳の後期高齢者です。
また、高齢の母親が父親(夫)の介護をしている場合など、共倒れも考えられます。
こういった「老々介護」は、いずれ無理な時がやってくるでしょう。
いざ、親が倒れてからだと、ゆとりがなく施設を見学する時間を取れない可能性があります。
「もう限界」という段階で施設探しを始めると、種類の多さにおどろいたり、内容を理解するのも難しく、結果的に親にとって適切な施設を選ぶことができなかったりします。
親の介護に限界を感じる前に、高齢者施設の情報取集をすることが重要になってきますね。
介護施設の種類
親の介護度によって入れる施設が違ってきます。
介護施設には、介護保険で入れる施設と民間の介護付きの施設があります。
タイプとしては、介護施設と、介護は外部のサービスを利用する住宅型の施設です。
介護型の施設
介護保険施設(介護保険では入れる施設)
介護度が重度の方が利用します。
特別養護老人ホーム(特養) |
原則として、介護保険の要介護3以上が入居条件です。 認知症などにも対応していて、見取りまで行うところが増えています。 |
老人保健施設(老健) |
病院と自宅の中間施設です。 リハビリで在宅復帰を目指します。 特別養護老人ホームの待機に利用するケースもあります。 |
介護療養型医療施設(療養病床) |
病院なので医学的なケアが充実しています。 施設数が減っていて空きは少なく、入居はむずかしいです。 |
介護付きの民間施設
介護付き有料老人ホーム【特定施設】 |
24時間体制で介護を受けることができます。 >重度の方も入居できますが、利用料金が高めのところが多いです。 |
介護型サービス付き高齢者向け住宅(介護型サ高住)【特定施設】 |
都道府県から「特別施設入居者生活介護」の指定を受けた「サービス付き高齢者向け住宅(サ住高)」です。 手厚い介護体制は整っていますが自由度は低いです。 |
【特定施設】とは都道府県から「特別施設入居者生活介護」の事業指定を受けている介護付きの施設です。
認知症の人のための家庭的な施設
グループホーム |
地域に住んでいる認知症の方だけが入居可能な家庭的な施設です。 少人数で共同生活を送ります。 |
介護付きの福祉施設
ケアハウス【特定施設】 |
24時間体制で介護を受けることができるケアハウスです。 介護度が重くなっても済み続けることが可能です。 |
自宅にいながら利用できる施設
小規模多機能型居宅介護施設(小規模多機能) |
自宅に住みながら「日帰り」「宿泊」「訪問」の3つのタイプのサービスを受けることができます。 |
住宅型の施設
介護は外部サービスを利用する民間施設
住宅型有料老人ホーム |
個々に料金設定や提供されるサービスは大きく異なります。 介護は個別に契約して利用することになります。 |
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) |
安否確認と生活相談サービスを提供します。 介護が必要になると個別に契約して利用することになります。 |
介護は外部サービスを利用する福祉施設
ケアハウス |
諸事情により在宅が困難になった方向けの施設です。 入居者の所得に応じて補助があるので、低所得者の方も入居しやすいです。 |
その他の高齢者住宅
シルバーハウジング |
バリアフリー対応がなされた公的な賃貸住宅です。 既存の公営住宅などを改修して設置しているところが多いです。 |
介護施設に入れないって思っていませんか?
入居者の介護度によって入れる施設と入れない施設があります。
たとえば、特別養護老人ホームは要介護3〜要介護5の人しか入れません。
まず、入居者の要介護度を調べて、施設がその要介護度を対象としているかどうかを確認してください。
費用は公共型施設の方が安い場合が多いですね。
サービス面でみると、民間型の施設の方が公共型の施設より満足度が高い傾向があるようです。
施設を探す時には、施設を利用するための予算はどのくらいなのか、サービスがどのくらい必要なのかを把握しなければなりません。
また、入居まで待機期間が発生する施設もあります。
特に公営の施設は費用が安価なため待機期間が長い傾向があります。
公営施設の待機期間中に民間の施設に入居しておき、空きが出たら公営の施設に移るという方法もあります。
介護施設の探し方とは?
高齢者向けの施設とはどんなところなのか、近くにある施設などを気軽に見学してみませんか?
ネットや本の情報だけでは、どういったところなのかがよくわからないからです。
まず、親の入居する施設を探す必要があるのかどうか、第一の目的を明確にすることが大事です。
親の入居する施設を探す目的とは?
- 同居家族などによる介護が難しくなったため
- 介護する家族などがいないため
- 施設・医療機関から退所・退院する必要があるため
- 最後まで看てくれるため
- 認知症への対応が困難なため
- 入居費用が安いため
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きらケア老人ホームは首都圏の全6000件以上の有料老人ホーム、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅への入居をサポートしてくれます。
月間利用者は1.2万人以上、登録から入居まで担当アドバイザーが丁寧に対応致します。 |
お急ぎの方、何から手をつけていいかわからない方は相談されてみてはいかがでしょうか?
まとめ
親の介護に限界を感じる前に、高齢者施設の情報取集をするのが重要になってきます。
あくまで親の人生です。
判断力があれば親の意志を尊重することが大事です。
ほとんどの親は施設入居を望んでいないかもしれません。
けれども、共倒れや介護離職など、子の頑張りだけでは避けられない場合もあります。
しっかりと情報収集をすれば、親にとっても子にとっても、余裕も持ってより良い選択ができる可能性があります。
きらケア老人ホーム(首都圏特化型の老人ホーム紹介サービス)で資料をもらって、情報収集をしてみることをおすすめします。
こちらにも詳しい記事を書いています。